2011年3月30日水曜日

竹やぶそうじ

先日、夕方出勤だと言ったら、じいちゃんに手伝えと言われて竹やぶそうじに行ってきた。
去年はそうじしてないので、枯葉の量がハンパない。
親父は「竹に栄養がいかなくなるからそのままにしといたほうが良い」と言うが、じいちゃんは綺麗にしておきたいらしい。もうすぐ筍がはえるので、綺麗にしたほうがよくわかるというのも理由だ。
まぁ、長年そうしてきたんだろうし、じいちゃんの山だからじいちゃんの好きにしたら良いと思う。

竹用のチェーンソーに混合燃料をいれて準備万端で向かったが、まったく荒れていなかった。ただただ落ち葉が膨大にある。手に豆を作りながら、昼飯を挟んでおよそ4時間ほどでだいたい片付けた。
今年の冬は寒かったためか、まだ筍は生えていない。猪の掘り返した後も2箇所ほどしかなかった。

が、筍を掘って80有余年。筍ハンターのじいちゃんは僅かな土の盛り上がりを見逃さなかった。



チビ筍。結局この日の収穫はこれ1本。来週あたりからぼちぼち出始めるかななぁ・・・。チビ筍はエグ味がなく、美味しくいただきました。今年初の味。






筍ハンター、一息いれる。

2011年3月29日火曜日

シダレザクラ

昔撮った写真をアップしてみる。
学生時代に撮ったと思われる。場所はたぶん京都。
たぶん Nikon F4でフィルムは何使ってたのか忘れた。ネガだったと思う。

2011年3月21日月曜日

ローテーブルを作る

1年ほど前にIKEAで購入したローテブルがあるのだが、度重なる子供たちの攻撃により天板はボロボロ。無垢材ではなく、化粧板を貼ったハリボテ天板だから耐久性はないので想定内だが、お客さんが来たときは少し恥ずかしいレベルだ。
こんな状態ハゲがイッパイある。


そんなわけで一月前あたりから購入計画は上がっていたが、なかなか安くて好みのサイズがない。
どうせまた子供たちにボロボロにされるので、高いものは買うだけ損だ。買うなら5年後くらいか。

相談の結果、子供の大きくなる5年間だけ使えればいいので天板だけ好みのサイズの板を買ってきて、昔使っていた小さな円卓の足をくっつけようと言う事になった。

さっそく、行きつけのホームセンターへいって、板を物色。
杉の木目が好きだが、杉にするならかなり分厚い一枚板を購入しないといけない。金額も張るし、ホームセンターには置いていない。タモも好きだけど大きい物は売っていなかった。

前使っていたIKEAのテーブルが1万円そこそこなことを考えると、材料費は1万円以内に抑えたい。
金額と強度を考えると、やはり集合材でパインか赤松になってしまう。目を離すとすぐにテーブルの上に乗っかる輩が2名いるためだ。

ホームセンターには、幅600mmのものは赤松しか置いていなかったので、選択の余地はなく赤松の集合材にした。4200×600×25という大きな板を購入。¥6980-

どうせ大きな板を買ったんだから、足もすべてこの板で作る方向に転換した。
裁断は1カット¥50でホームセンターがしてくれる。急遽方向転換したので、構造もホームセンターで考えた。
極力簡単で、素人でも水平垂直が出せる構造にしたい。
カットしてもらうおっちゃんに見つめられながら、かんたんなカット図面を書いた。8カットでカット料¥400。これだけ切れば十分車に乗せて帰れる。
簡単で、精度と強度がだせると思うので掲載します。

見た目はこの際気にしない。30mmの板もあったのでその痕跡が見えるが、重さを考えて25mm厚の板にした。

天板はダボで固定する。

天板の下に這う木の固定は強度を考えて木ネジにした。耐荷重100Kgを目指す。
脚のサイドのから打つ木ネジは見えないように、丸棒で埋め木した。ダボで隠してもよかったのかな?

嫁さんが留守なのをいいことに、禁断のリビングで製作。みつかるとやばい。


スミ入れ込みでおよそ2時間足らずで組みあがった。簡単だ。

場所を倉庫に変えて、塗装に入る。テーブルの裏はこんな感じ。
塗装前に全体をサンダーでサンディングした。

家にあった塗料を使う。コストパフォーマンス重視なので選択の余地はない。あるものを使う。買ったとしても2つで¥4000くらいか? オイルはハケで塗った後に布でふく。


が、集合材に染色系の塗料は無謀だったかもしれない。
ところどころ接着剤がにじみ出ていて、そこが染まらない。&いろんな材を寄せ集めてあるのでオイルの浸透量がそこそこで違う。結果こうなった。

まだらだ。

再度塗料を変えて塗り直すか、このままウレタンニスを塗るか、課題を残して本日の作業は終了。

たぶん面倒くさいのでこのまま行くと思われる。
どうせ傷だらけになるんだし・・・・・。と理由をつけてみる。


2011年3月10日木曜日

ゾンビ化(ちょっとグロいので虫ダメなひとは読まないで)

ゾンビ化と聞くとゲームや映画の世界を思い起こすかも知れないが、現実世界にもあるみたいだ。

先日ブラジルで発見された昆虫寄生菌がなんとアリに寄生してその意思を操るらしい。
感染したアリは脳を支配され、菌類の成長と胞子の拡散に適した場所まで移動し、そこで絶命する。


こわーーー。
と思って、調べると他にもいろんなゾンビ化を見つけた。


タイコバエアカカミアリというアリに針で体内に卵を産み付け、体内で孵ったウジはそのアリの内蔵を食べながら成長する。そして卵を産み付けられたアリは自分の意志とは関係なく巣から出てゆき、大抵の場合湿り気のある緑の多い場所にたどり着き絶命する。
絶命すると体内のウジはアリの首を切り落とし、内部を食べながら成長。約40日前後で蛹になる。


怖いな・・


コマユバチ蛾の幼虫(イモムシ)の体内に卵を80個ほど生みつける。
体内で羽化した幼虫は、やっぱりイモムシの体内を食べて成長。普通の寄生昆虫はお構いなしに食い漁り、宿主は死にいたるパターンが多いが、コマユバチの幼虫はイモムシが死なない程度に食べます。(怖い)
そして蛹になる頃には何事もなかったかのように体内から出てきて。近くの木の枝で蛹になる。


ここでイモムシくんはお役御免、晴れて開放されるのかと思いきや、そんな甘くはない。


数匹のコマユバチの幼虫は蛹になる兄弟姉妹たちの為に、「おれはいいから、先にいけ!」イモムシくんの体内に留まり、イモムシくんの意思を奪います。


イモムシくんのゾンビ化完了


ゾンビ化されたイモムシくんは、蛹になった幼虫たちの近くまで行きます。というか行かされます。
普段は死んだようにじっとしてます。が、他の虫や鳥がやってくるとしきりに体を動かして攻撃するのです。そう蛹たちを守るために。
何も食べず蛹のそばを離れません。


実際は近づくものに反応して暴れるように凶暴化されるようです。
寄生されていないイモムシは温厚で、なにかが近づいてきても暴れることはないそうです。


そして蛹から成虫になったコマユバチが大空を舞う頃、体内を食べられてスカスカになったうえに、絶食がたたり、イモムシくんは体内に残ったコマユバチの幼虫とともに絶命します。


シュールだなぁ。かなしいブルースが出来そうだ。




調べてみるとまだまだゾンビ化はあるみたい。昆虫ってやっぱすごい。エイリアンみたいだな。